弊霊園では以下の感染症対策を徹底しております。
全施設の定期的な換気、設備のアルコール消毒
ご来園された方への検温・アルコール消毒のお願い
送迎車両の飛沫防止対策、換気、ご送迎毎のアルコール消毒
従業員の検温・マスク着用・手洗いなど健康管理の徹底
従業員が発熱している場合の出勤禁止
2023.9.15
ペットちゃんのご葬儀やご火葬でお花のご用意を検討されている場合、事前のご準備をおすすめします。 ご遺骨の影響に関しましては、生花であれば大きな心配はございません。お花の種類や状態に気を付けていただきながら、大切なペットちゃんの為にご用意をしていただけたらと思います。
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ペットちゃんのご火葬時、お花を手向けてあげたい。このように思われるご家族様もいらっしゃいます。どんなお花が良いのか?、どのようにお供えすれば良いのか?等、分からないことが多いのではないでしょうか。
ペットちゃんのお見送りにこうすべきというルールやしきたりはございません。ご火葬の際にご遺骨を綺麗にのこすために、お花の選び方や手向ける方法等、ご参考にしていただけたらと思います。
「自分で選んだお花を手向けたい」とご自身でご用意される方もいらっしゃれば、「用意するのが難しい」とお花屋さんに手配をお願いする方もいらっしゃいます。
当園にお花の準備をご依頼いただいた場合は、有料にはなりますが白・ピンク色を基調とした花束をご用意させていただきます。
お花の本数は1.3.5・・・のような奇数が良いとされています。なぜなら、「偶数⇒2で割り切れる⇒縁が切れる」と言われているからです。
でも、ペットちゃんのお別れに関しては特にこうすべきという決まりなどはありません。ですから、ご家族様がお望みのようにお花をご用意いただいても大丈夫です。
また、花束は既に開いているお花とこれから開くつぼみを一緒にして作る事が多いです。つぼみがある理由として、花を生ける=お花が開くまでの時間や経過を楽しむためにあえてつぼみを含ませていると言われています。
ペットちゃんがお空で満開のお花に囲まれて過ごせるように、つぼみの状態のお花を添えてみてはいかがでしょうか。
人間のご火葬やご供養の場合、トゲやツルのあるお花、毒を持つお花等は避けた方が良いとされているようですが、ペットちゃんの場合、これらはあまり気にされなくても良いようです。
でも、ペットちゃんにお供えするお花で、ご火葬の際に避けるべきお花がいくつかございます。それらについて、これからお話いたします。
ペットちゃんのご火葬に適さないお花の例
ペットちゃんのイメージの鮮やかな濃い色のお色のお花を添えてあげたい、というご家族様へ。
わんちゃん、ねこちゃんのようにご火葬のお時間を必要とするペットちゃんは濃い色のお花をお供えしても大丈夫です。でも、ご火葬の時間が短いお身体の小さなハムスターさんや小鳥さんなどはご遺骨にお花のお色が移ってしまう可能性がございます。
ペットちゃんのご遺骨への色移りが気になるのであれば、ペットちゃんから離して添えていただくか、お色が淡いお花をお選びいただくとよろしいでしょう。
ペットちゃんとの沢山の思い出のあるご自宅のお庭や、散歩道に咲くお花を持たせてあげたい、というご家族様へ。
お花屋さんでお求めになった以外のお花には虫さんがいる可能性があります。お花に虫さんが付着していることに気づかず、ご家族様が手向けられたお花に万が一、虫さんがいると、その種類によってはご遺体の傷みを早めてしまう可能性や、ご家族様への寄生や感染症へ罹患のリスクが高まります。ですので、お花屋さんでお求めになられたお花以外はご火葬の際にはお使いにならない方がよろしいのかと思います。
どうしてもご自宅のお庭に咲くお花や野花を手向けたいのであれば、事前に虫さんが付着してはいないかどうかの確認をされることをおすすめいたします。
ペットちゃんをより可愛らしいお花で彩ってあげたい。お家にいつも飾っている造花を手向けてあげたい、というご家族様へ。
造花を添えてご火葬いたしますと、有毒なガスが発生したり、ご遺骨に黒い灰や溶けて残った造花が付着したりすることがあります。ですので、当園ではプラスチックや金属類等が含まれる造花をご一緒にご火葬することについてはご遠慮いただいております。
造花につきましては、ご火葬の時ではなく、ご自宅やご霊座にてご供養の際にお飾りすることをおすすめしております。
旅立つペットちゃんにお添えするお花は、ペットちゃんに似合うもの、ご家族様が添えてあげたいものをお選びいただくものです。でも、「うちの子に似合うお花の選び方が分からない」と困っている方もいらっしゃると思います。
そのようなご家族様にお花の選び方をお話したいと思います。
ペットちゃんにお添えするお花の選び方
ペットちゃんとの思い出やつながりが感じられる花を選びましょう。
ペットちゃんのお名前、性別、お誕生日、生まれた季節、お見送りする季節、好きだった食べ物、遊び、場所、良く似合った服やイメージカラー等を思い浮かべてみてはいかがでしょうか?
花言葉が心に響く花を選ぶのも良いでしょう。
お花には一つ一つに花言葉がございます。花言葉とは、お花の色、形などの性質、特徴、お花の使われてきた歴史に由来すると言われております。
ご家族様からペットちゃんに伝えたいお気持ちやメッセージ。このメッセージをピッタリの花言葉を持つお花に託すのも、とっても素敵ですね。同じお花でもお色によって言葉の意味が変わるお花もあるようですので、お花だけでなくお色も一緒にセレクトしましょう。
花言葉の例
花言葉 |
お花の色:種類 |
「ありがとう」「感謝」 |
ピンク:バラ、ガーベラ、カーネーション 白:ダリア、カスミソウ、カンパニュラ など |
「愛」 |
ピンク:胡蝶蘭、サザンカ、ナデシコ 赤:バラ、コスモス、アネモネ、キク 白:カーネーション、スターチス、ひまわり、マーガレット、勿忘草 など |
「元気」 | アフリカキンセンカ、メランポジウム、ルコウソウ など |
「希望」「夢」 | 白:ガーベラ、アネモネ、デイジー、トルコキキョウ、アヤメ、サギソウ など |
「思い出」「忘れない」「追憶」 |
スイートピー、シオン、ハルジオン など |
「絆」「繋がり」 |
白:ストック、スイカズラ、アサガオ など |
「愛らしい」 | 白:ツバキ、ハコベ など |
お花の持つ「物語」に注目するのもおすすめです。
名前や花言葉の由来などから、ペットちゃんにふさわしい物語を持つお花を見つけてみましょう。
たとえば「ユキヤナギ」の名前の由来は、柳の枝に雪が降り積もった様に見えることから来ているのだそうで、別名「春を告げる花」ともいわれています。花言葉は『愛嬌』『愛らしさ』『賢明』『殊勝』『静かな思い』です。白くてモフモフとしていたペットちゃん、冬の終わりごろに旅立ったペットちゃんに感謝の気持ちを静かに伝えたい時にピッタリですね。
ペットちゃんが眠っている棺へお花を入れる際にもこうすべきというルールや決まりなどはございません。
お花のベッドのように沢山敷き詰めたり、ペットちゃんに寄り添うように入れてあげたりなど、ご家族様のお気持ちを大切にしてお花を入れてあげてください。茎が長い場合は短く切っていただいても問題ございません。
ご火葬後にお仏壇やお墓など、ご霊前に供えるお花全般を「仏花(お供え花)」といいます。ご供養のためのお花ですので、ご火葬が難しいとされている造花や、お色が濃いお花などでも大丈夫です。ペットちゃんに似合うお花をご用意していただけたらと思います。
霊園や斎場によっては生花のお供えができない場合もございます。ご心配な時はご相談をされるのがよろしいでしょう。
お花屋さんに注文する際は、理想のイメージを出来るだけ明確にお伝えしましょう。ペットちゃんのイメージカラーや入れてあげたいお花の種類、一輪で添えるのかボリュームのある華やかな花束にするのかなどを伝えるとスムーズです。
お別れまでにお時間がある場合は、生花の保管方法やより色合いを長持ちさせる方法などをお花屋さんに相談してみてもよろしいかもしれません。もちろん、人間のご葬儀に手向ける仏花のようなシンプルなものでも大丈夫です。ご家族様のお気持ちはもちろん、ペットちゃんに似合うお花をご用意してあげてください。
ペットちゃんのご葬儀やご火葬でお花のご用意を検討されている場合、事前のご準備をおすすめします。ご遺骨の影響に関しましては、生花であれば大きな心配はございません。お花の種類や状態に気を付けていただきながら、大切なペットちゃんの為にご用意をしていただけたらと思います。
ご自身でのお花のご準備が難しいといったことや、ご不安なことがあればお気兼ねなくご相談ください。
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